Load to 30CLIMAX:虹色りきゅーる

30リーグ初戦が旗揚げ公演という、まさに未知の団体として30リーグに乗り込んで来た虹色りきゅーる。その旗揚げ公演となった第一節では古巣相手に不利と言われる先攻で完勝。続く第三節でもD地区の猛攻を跳ね返し、見事リーグ戦唯一の全勝を達成した。リーグ戦では世界観を同じくしたシリーズものの2作品で勝負するという大胆な戦術を用いたが、30CLIMAXではシリーズものではなく、まったく違う世界観の新作を用意するとの事。結果を出したシリーズものを捨てて大一番に挑むという挑戦が、はたして吉と出るか凶と出るか?


Questionnaire

Q1.リーグ戦を振り返って

旗揚げ年の身としては、自団体での主催公演のみだったら出会うことのなかった団体さんや作品と共に上演できてそれだけでも刺激が強かったです。

「どんな照明を使うのだろう?」「他団体さんの雰囲気は?」「普段このような人はどんなお芝居をされるのだろう」

創り手⇄観客という関係性だったら気付くことの無かったものに出会えてよかったです。

同じ条件下で上演する他団体さんのパワーを目の当たりにして、悔しい気持ちとワクワクする気持ちもたくさん経験しました。

勝ちにこだわりを感じていなかった自分たちが、自分たちのあまりの弱さを自覚し、上を目指したくなったのが1番大きな影響だと思います。


Q2.リーグ戦(9作品)の最優秀作品は?

[フキョウワ ]『echo “anger”』

【選考理由】

作品の共感性の高さ。

『echo “anger”』というタイトルの如く反芻させられる後味。

オーディションによって選ばれたキャストの方々の魅力。

30分間飽きることがなかったです。

音響・照明・動き・発声・演出、

フキョウワさんの演出が好きです。完全に好みです。


Q3.リーグ戦(9作品)の最優秀俳優は?

藤原政彦([フキョウワ]『death/next』)

【選考理由】

この設問を見たときに真っ先に思い出したお芝居が藤原さんのお芝居です。

そしてよくよく考え直してみても、藤原さんのお芝居が1番無理していないように見えて観心地がよかったです。

何か大きく動くとかそんな感じでは無く、でも確かに人間としての熱量を抱えて舞台上……、いや“そこ”に居たのがとても素敵な印象でした。


Q4.30CLIMAXのみどころは?

虹色りきゅーるとしては、この1年で5回目の公演が当公演になります。

30リーグとは別に、先日の自主公演にて「脚本の伝えたいことがわからない」「演出もよくない」の連発をいただき、もう後にも先にも捨てるものがありません。

今まではカッコつけて(作品をおもしろくしようとして)、自身の体験をふんわりとファンタジーに落とし込んでいましたが、30CLIMAXの作品は逃げることも隠れることもせず、ダイレクトに作品をお届けいたします。

怖い気持ちもあるけれど、30CLIMAXまで進んでしまったという覚悟の上、全身全霊かけて挑みます!

火リーグのD地区さんの俳優、わでぃさんにも客演として参加してもらいます。

仲間が集結したジャンプ作品の最終章みたいですね。

(すみません、あまりジャンプ読んでません)

相手団体さんの衝空観さんは、第二節では客演さんとユニットメンバーの2人芝居で詩的作品。

第四節ではファン層の強い客演さんを交えたコメディ作品。

振り幅が大きすぎて、30CLIMAXではどのようなカードを切ってくるか予測ができません。

わかっているのは、メンバーのおふたりで作品を発信されること。

女性団体feat.わでぃさんVS男性ユニット

構図がおもろいです。

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